今回は「お気楽領主の楽しい領地防衛」の個人的な感想を書いていこうと思っています。

結論からお伝えすると、とても面白いです。

追放された主人公が使えないとされた魔法で成り上がっていく、所謂「なろう系」でノンストレスに物語が進んでいくのが魅力の作品です。

作者の赤池氏はシュミレーションゲームが好きで、この作品のテーマを城や街を守るタワーディフェンスゲームと語っていたので、そういったゲームが好きな方にもおすすめしたい作品です。

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あらすじ

「お気楽領主の楽しい領地防衛」は著者 赤池 宗 イラスト 転 による小説です。

現在書籍5巻まで発売されております。

コミックは作画を青色まろ氏が担当され、コミックガルドにて連載されており現在第4巻まで発売されております。

主人公はヴァン・ネイ・フェルティオ。一巻の冒頭時点で8歳の少年である。

フォルティオ侯爵家の4男で、父親は戦で功を成し爵位を上げた武闘派。

二歳の時に前世の記憶を思い出し、その記憶を使い子供とは思えない所作をしていました。

そのため城の家臣やメイド、果ては領内の住民から神童と持て囃される様にならました。

8歳の時、魔法適性の鑑定を行ったところ貴族に相応しくないとされる「生産の魔術」を持つことが分かり、侯爵家を追放。

辺境の領主になり、使えないとされた「生産の魔術」と現代の知識で成り上がっていくストーリーです。

書籍版感想

主人公のチート感が心地いい。

ほんとに不遇な魔術なのかと疑ってしまう生産魔術の使用シーンと、それを躊躇なく使用するシーンはいわゆるなろう系の王道な展開で、ノンストレスで楽しめます。

さらに、作中では侯爵家の騎士団副団長が主人公に剣の才能を見出し、剣の稽古をつけているため、そこそこ戦闘力もある。

前世の記憶があり、侯爵の元執事に勉強を教わっているため頭脳面も問題なし。

文武両道であり、さらに顔もいい。ちゃんと美少年である。

主人公一人でなんでもできてしまうが、ちゃんと他のキャラクターにもちゃんと見せ場があるので、主人公が一人で無双するなろう系が苦手な人も大丈夫かも?

個人的に今後期待しているシーンはカムシンの活躍です。

カムシンは主人公に救われた奴隷の少年です。今のところ作中であまり活躍できていないので、活躍が見たいです。

カムシンは主人公にチート性能の刀をもらっているので、それを使い無双することを期待してしまいます。

コミック版感想

とにかく分かりやすい。

今まで文字だけで想像しずらかった所も、絵が付くことで容易にイメージできる様になりました。

物語の今後の展開上、地図を使った各陣営の位置関係などが必要になってくるので、その情報を視覚的に確認できるのはコミック版の長所だと思います。

まとめ

なろう系全開の展開が好きな人にはとても刺さる作品だと思います。

興味がある方はご一読してみてはいかがでしょうか。